2020年も後半戦。例年この時期になると上半期のヒットランキングが発表され、今年の音楽シーンがそろそろ見えてくるようになる。 カルチャーやトレンドは時代によって変わるものだが、音楽もその例外ではない。いろんなことがあった2020年、音楽にはどんな変化があったのだろうか? 今回は国語辞書編集者である飯間浩明氏に、音楽配信サイト「mysound」のシングル上半期ランキング2020 TOP100の上位51曲を対象に、2020年上半期のヒットソングの「歌詞」の変化や特徴を解説してもらった(※重複している曲やインストゥメンタルは除く)。 ヒットソングの歌詞は、もはや現代詩 ――2020年上半期のヒットソングの歌詞を読んで、全体としてどんな感想を持ちますか? 飯間浩明(以下、飯間):2020年のヒットソング51曲の歌詞を読んで感じたのは「世界」という言葉が多いということです。 たとえば、Officia
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