日本におけるトーストマスターズの活動は、福岡と東京で始まりました。 ミーティングを開催したのは福岡が最初ですが、1954年にチャーターした東京トーストマスターズクラブが日本最古のクラブといえます。約20のクラブがチャーターした後、「日本トーストマスターズ評議会」(Japan Toastmasters Council, JTC) が設立されました。 これは、日本中の様々なクラブの活動を調整し、まとめるために作られた組織で、国内の役員に対して役員研修が提供されるようになりました。 JTCとして長い年月を経て、2000年7月、クラブ数が43に達し、日本は準ディストリクト (Provisional District) として承認されます (「ディストリクト76P」といいます)。 準ディストリクトとなっても、険しい道のりが続きました。本格的なディストリクトとなるためには、活動状態にあるクラブが 61