「So long!」/キングレコード 日本レコード協会(RIAJ)の発表によると、2012年度のCDやDVDなどの音楽ソフトの生産実績が、2年連続で前年度増を記録したことがわかった。これにより、金額でも10%増の3,108億円となり、1998年以来14年ぶりに前年を上回ったという。シングルやアルバムCDがミリオンセールスを連発した時代は過ぎ去り、「レコード業界冬の時代」といわれる昨今、久々に明るい話題となった。 しかしそんなニュースの一方で、凍りついた音楽市場では、かつては考えられなかったある“異変”が起こっているという情報をキャッチした。 昨年度CDの売り上げランキングトップ10が、6、7位に嵐、その他すべてがAKB48と関連グループで埋め尽くされたというニュースは記憶に新しい。また11位以下を見ても、30位のEXILEまでは、すべてジャニーズとAKB48で埋め尽くされている。もはや「C