2020年に父親が亡くなりました。翌年から母親の調子も悪くなり入院、さらに認知症の悪化、大腿骨の骨折なども重なり、2022年10月に特別養護老人ホームに入所しました。この日から、実家は完全な空き家になりました。 話は母が入院していた頃に戻ります。この頃は1ヶ月に1度くらい実家に行き、窓を開けて掃除し、庭の手入れもしていました。それと同時に、父親の洋服や遺品の片付けも並行して行いました。最初の数ヶ月は母親も戻ってくると思っていたんです。 しかし、入院中に転倒して大腿骨を骨折、さらに認知症も進んできた頃から「母親は、実家に戻れない」と確信しました。そして、複数の特別養護老人ホームに申し込み、どこかに入れることを祈る日々が続きました。 特養に入所できるのは、本当にタイミングや運だと思います。普通に待ったら2年とか3年先になると言われた施設もありました。母は運が良かったです。早めに入所が決まりまし