こんにちは、QUATRE(キャトル)です。 10日5日はレモンの日です。なぜにこの日がレモンの日なのだろう?レモンの産地の方が制定した日なのかなと思って調べてみたところ、ある詩が関係していることがわかりました。 レモンの日は高村光太郎「レモン哀歌」 から その詩は、高村光太郎(たかむらこうたろう)の代表作『智恵子抄』に収録されている「レモン哀歌」です。 肺結核で闘病中の智恵子が求めていたレモン。 数滴のレモンの汁は、「ぱつと智恵子の意識を正常にし」て、「智恵子がもとの智恵子となり」ます。死へ旅立つ間際のその情景は、とてもおだやかに美しく描かれています。その数時間後、智恵子は旅立ったといいます。 高村智恵子(1886年5月20日 - 1938年10月5日) 享年52歳 レモン哀歌 そんなにもあなたはレモンを待つてゐた かなしく白くあかるい死の床で わたしの手からとつた一つのレモンを あなたの