Point ■2018年の天体ミステリーと謳われNatureに掲載された『暗黒物質の無い銀河』について、これを観測した研究チームが完全に謎を解明したと発表した ■研究チームは、銀河の距離に依存するパラメータ全てに異常があることを発見し、銀河の距離について5つの独立した方法で再測定し直した ■これにより実は銀河の距離測定が誤っていたことが判明、距離を修正することで銀河の質量は当初の測定の約4分の1となり、全質量の大部分は暗黒物質で構成されていることが判明した ポイントを読んだ段階で、おいおいがっかり記事かよと思ったあなた。残念ながらその通りだ。 銀河の星の質量から考えて、暗黒物質が存在しない、驚きの大発見と発表されていた銀河は、観測したチームにより「銀河の距離間違えちゃった、テヘペロ(・ω<)」と発表されて終わってしまった。 なんともひどいマッチポンプだ。しかし、こうした一連の騒動は、天文学
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