宮沢賢治さんの 「雨ニモマケズ」 昔、住んでいた借家に 石の置物に雨にも負けずが彫られていた 父の趣味だったのか 頂き物だったのか 今となっては分からないが 先日、ふとこの詩が浮かんできて 宮沢賢治の志の高さを知る。 例えばこの詩を私に置き換えてみたい 「全テニマケテ」 雨ニモマケズ (雨にも負けて) 風にもマケズ (風にも負けて) 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ (雪にも夏の暑さにも負けて) 丈夫ナカラダヲモチ (丈夫な体は持てず) 慾ハナク (欲はあり) 決シテ瞋ラズ (思い上がりも甚だしく) イツモシヅカニワラツテヰル (いつもボケっとしている) 一日ニ玄米四合ト (一日一枚の食パンと) 味噌ト少シノ野菜ヲタベ (チーズと大きなおにぎりを食べ) アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニ入レズニ (あらゆることを自分の感情に入れ過ぎて) ヨクミ