例外ってなに? プログラムを書いていると、try ... catch を書くのがめんどうになったことはありませんか。 たとえば、リスト 1 はファイルを読み込んで単に標準出力に出力を行うプログラムです。これを javac でコンパイルすると、図 1 のようにコンパイルエラーが起きて、コンパイルできません。そこで、「しょうがない、try ... catch を書くか」といって、リスト 2 のように書いたとします。「これでコンパイルはできたから OK」と済ませていませんか。 これでは例外から得ることのできるさまざまな有用な情報を捨ててしまっています。それだけでなく、想定していた動作を行うことができないかもしれません。 逆にいえば、例外を有効に使いこなせるようになれば、プログラムの堅牢性を高めることができ、また保守性も向上させることが可能です。そんな例外の基本から例外を使いこなす
株式会社DTS ネットワーク事業本部 プロジェクトマネージャ。Javaを中心にフレームワーク開発や開発プロセス定義など幅広く活躍中。StrutsIDEコミッタ。著書「まるごとEclipse! Vol.1」(発行:インプレスコミュニケーションズ)。 今回は,Java技術者が手軽にAjax開発を行うためのフレームワークとして「DWR(Direct Web Remoting)」を取り上げます。Webアプリケーション開発では,いろいろなフレームワークを利用することが一般的ですが,その組み合わせは多岐にわたります。そうした組み合わせの特徴を損なうことなく,すぐに対応できるDWRの手軽さ,すごさを説明するとともに,Spring,Seasar,Struts,JSF,Hibernateといったフレームワークと連携する開発方法も解説します。 DWRとは? DWRは,AjaxアプリケーションをJavaで開発す
Velocityには独自に処理内容をログに出力する機能が含まれています。 特に気にしない場合はいいのですが、実際に運用する場面では冗長な機能ともいえます。そんな時にどのようにしてログを出力させないようにするかを紹介します。 まず、単純な方法は、Velocityにプロパティとして与えることです。 Velocity.setProperty(VelocityEngine.RUNTIME_LOG_LOGSYSTEM_CLASS, "org.apache.velocity.runtime.log.NullLogSystem"); これを初期化処理と一緒にやってしまうといいでしょう。 その他にも、プロパティファイルに定義したい場合は以下のようにします。 runtime.log.logsystem.class=org.apache.velocity.runtime.log.NullLogSystem こ
d:id:kanonji:20090118でeclipse3.4系であるGanymedeで環境を作りました。 その流れでeclipse.iniにも手を加えたので覚書です。 JavaVMを指定する。 -vm C:\Program Files\Java\jre6\bin\javaw.exeこれを記述する事で、使用するJavaVMを指定出来ます。 今回指定した理由は、しないとメモリ関係のエラーで起動出来なかったからです。 実はeclipseは環境によっては、メモリ関係のエラーでeclipseが起動し無い事があります。 ZIPを解凍し実行してみるが、下記のようなエラーが出てしまう。 JVM terminated. Exit code=-1 以下省略 Eclipse Foundation公式のPHP開発用プラグイン「PDT 1.0」(Eclipse PHP Development Tools)がリリ
昨日中粥うんぬんと考えていたので今日のお昼はフカヒレ粥を頼みました。 ランチのメニューはすべて980円(ピータン粥からフカヒレ粥まで)というところで、なんとも大陸っぽいなぁと思ってみたり。 わりとゴロゴロとフカヒレが入っていました。本物ですよね。 ちょっと味が濃すぎるのが残念なところでしたけど。 で、今日はまったところ。 Bccのアドレスへの送信がまったくなされていないことが判明。 スタティックのsend()は第一引数MimeMessageを設定して終了みたいですが、sendMessage()には第二引数としてAddress[]も指定。 結局ここに送信先をすべて設定せねばならなかったというのがオチです。 MimeMessageにBccのアドレスとかを設定していれば、MimeMessage#getAllRecipients()で設定したToやらCcやらBccを取得すればOK。 RFCを読解し
付録 1:メッセージヘッダフォーマット メッセージのヘッダと意味の一覧表です。 「MTA」はMTAによって付加されるヘッダを表します。ただし、MTAが付加すると定められているのはReturn-Path:およびReceived:のみです。他のヘッダについてはMTAの独自実装でそのヘッダが存在しなかった場合に付加する機能を持つものがある(あるいは多い)ということであり、本来は上記二つ以外のヘッダは全てMUAが付加すべきです(存在しなかった場合のみ付加されるものは△で示しています)。 「RFC」は規定されているRFC番号です。 RFC2076により"not for general usage"、"not standardized for use in e-mail"(NetNewsメッセージで使われるヘッダ)、"non-standard"、"discouraged"、のステータス
JavaMailでFromを設定すると、Return-Pathも同じ値が設定されてしまいます。 通常の返信は、Fromアドレス、エラーのメールは、Return-Path にしたい場合は ちょっと不便です。(というかかなり不便) Return-Pathは、Sessionに設定した mail.smtp.from の値が 使われるようです。 なのでこいつに値を設定して、メール送信すればよいとのことです。 参考) http://www.sk-jp.com/cgi-bin/treebbs.cgi?kako=1&all=942&s=944#944 http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/033119.html プロパティの値は、 http://java.sun.com/products/javamail/JavaMail-1.2.pdf あたりを参考にしてください。
SDAS(エスダス)(注1)は、開発期間短縮を実現し、お客様のビジネスのスピードアップに貢献する為の総合システム開発体系です。 新しい「SDAS」は、「短期間・高品質」のシステム開発を実現するとともに、「オープン性・国際標準」「ライフサイクル全般でのシステム最適化」「エンジニアリングとマネジメントを両輪とするプロジェクト遂行」を特長としています。 これにより、システム開発期間を従来と比べ、概ね半減することが可能となり、ITの観点から、お客様のマーケットの動きを先取りしたビジネス展開を支援していくことで、競争優位確保に貢献します。 システム開発を「要件定義」「設計」「構築」「テスティング」の4フェーズに分け、それぞれのフェーズを最短化する開発手法、標準技術に基づくツール群およびテンプレートを適用することで、トータルの期間短縮を実現します。 注1 SDAS: System Developmen
はじめに アマゾンや楽天を代表とするWebのショッピングサイトでは、商品購入を受け付けた際、購入者に対し自動でメールを送信するのが一般的です。その自動メールの文面は、たいていの場合、会員情報、注文番号、商品番号などが記載されています。 このように全体のテキストフォーマットが決まっていて、その一部を動的に変更してメールを送信したいということがよくあります。この記事では「Velocity」というテンプレートエンジンを活用して、その問題を解決する方法を解説します。 対象読者 Javaプログラミングを行ったことがある方を対象とします。 必要な環境 サンプルは以下の環境で動作確認を行っています。 J2SE1.4,J2SE5.0 Velocity 1.4 JavaMail 1.3.2 Java Activation Framework 1.0.2 Velocityとは Velocityは、Apache
5章 応用編 この章ではJavaMailの応用として、ユーザのアクションに応じてメッセージを生成して自動送信(応答)を行ういくつかの例をご紹介します。また、POP3を用いた単純なWebMailシステムについてもサンプルをご紹介します。 TextFormatterによるメッセージ整形 ここでは、送信するメッセージを生成する方法について記述します。これにはさまざまな方法があります。 送信するメッセージが常に固定である場合は、メッセージデータをリソースファイルから単に読み込んで使用すればよいですが、毎回メッセージの内容が変動する場合はどのように生成するのがスマートでしょう? 簡単に思いつくのは、以下のような方法です。 送信するメッセージで変動する部分について、置き換え用のキーワードを埋めこんでおき、実際のメッセージ生成時に置換する。 これはjava.text.MessageFo
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