大学の講義で前から座っていく、これをできる学生はそうそういません。まあ、よほどの少人数講義・ゼミでは嫌でも後ろに座りようがないので、それは別として。大人数講義だと、後ろから席が埋まっていき、前がぽっかり空く、というのは大学ではよくある話です。 ところが、これを企業説明会などでやるとどうなるでしょうか。「早く来てくれても後ろから座られるとちょっと違和感を覚えます」とは、教育系企業の採用担当者。「うちの説明会はそこそこの人数が来ます。なので前から詰めて座ってくれないと、始まる間際に遅れてきた学生をどこに座らせるか、面倒になる。そこで『最前列から詰めていってくださいね~』と案内するのですが、それでも真ん中程度に座ろうとする学生もいます。学生に悪気がなくても、よほど気弱でコミュニケーションをしたくないのか、と考えてしまいます」 説明会や合同説明会イベントなどでは、質問の時間が設けられています。そこ