2017年8月18日のブックマーク (1件)

  • 歪みを正すために別の箇所をさらに捻じ曲げるようなもの:法による同一労働同一賃金の強制について - 経済学と会計学のあいだ

    news.yahoo.co.jp ふつうは時給1500円貰えるような仕事をしているのに、どういうわけだか時給1000円で働かされている人々がいる。彼らは時給あたり500円分“搾取”されているというわけだ。 ここで利益に貪欲な企業は、“搾取”されている人々を他企業から、たとえば時給1200円を掲げて攫ってくるだろう。時給1500円の働きをする人々が時給1000円で使われているなんて、そんなオイシイ話を目聡い企業は逃さない。 こういう貪欲な企業が競い合って、彼らの時給は1500円にどこまでも近づいていく。彼らが不当に安く使われている限り、企業は安い労働力を求めてより高い時給を提示しつづけるから、結局どの企業も“搾取”できなくなってしまう。 こういうわけで、自由な市場経済では同一労働同一賃金は自然に達成される。それが達成されないのなら、何かが市場の仕組みに歪みを作り出しているということになる。

    歪みを正すために別の箇所をさらに捻じ曲げるようなもの:法による同一労働同一賃金の強制について - 経済学と会計学のあいだ
    sugikota
    sugikota 2017/08/18
    労働者側は基本的に使用者よりも貧困であり失業すると飢えるため、「悪条件なら働かない」という選択枝はとれない。その非対称性を是正するための労働法制と労働組合だ、ってこれ超基本な。