【仮訳】 日中関係が,特に東シナ海を巡って緊張していることは,誰もが知っている。日本は最大の自制を行使してきた。昨年,中国の艦艇が日本の護衛艦に対して火器管制レーダーを照射したとき,それは通常の海軍の実務では戦争行為と見なされ得るものだったが,日本の公船は,事態をさらに危険にさらすリスクを冒すのではなく,回避的な行動をとった。中国の公船は,120年間にわたって平和裏に日本の主権下に置かれてきた尖閣諸島周辺の日本の領海に,繰り返し侵入している。 中国による挑発の更なる証拠は,日本の防空識別圏と重なるように尖閣諸島を包含する,中国政府の一方的な「防空識別区」の宣言に見られる。こうした措置にもかかわらず,日本は対話を呼びかけ続けている。日本は本当に,2日付の本紙で劉暁明駐英中国大使が指摘するような,危険な軍国主義を示していると考えられるだろうか。 若干の事実を説明させていただきたい。過去68年に