#証明数/反証数の二重カウント問題を回避するためには、局面グラフの合流を検出ができなければならない。 合流を検出するためには、以下の追加情報のいずれかを置換表に保存する必要がある。 直前手親局面の置換表エントリへのポインタこれらの情報があれば、次回以降に同じ局面に到達したときに局面の合流を検出することができる。なお、直前手だけでは取った駒がわからないので、厳密な合流検出のためには親局面へのポインタも必ず必要になる。 局面の合流検出 長井歩, and 今井浩. “df-pn アルゴリズムの詰将棋を解くプログラムへの応用.” 情報処理学会論文誌 43.6 (2002): 1769-1777. Fig. 3 探索中に局面の合流を見つけたとき、探索経路および置換表に書かれた親局面をたどり、それらの手順が分岐した局面を特定する。このようにして、二重カウント問題が発生しそうな分岐局面を特定すること