LINEが京都の開発拠点「LINE KYOTO」を設けたのは人材の採用戦略のため。魅力的な土地にオフィスがあれば「そこで働きたい」と思うエンジニアが集まるのではないかと考えたのだ。 業務が開発中心のエンジニアであれば、働く土地に縛られることはない。機材とインターネット環境が整っていれば、場所はどこでもいい。会議はテレビ会議でできるし、開発プロジェクトの情報共有は各種ツールを使えばいい。オンラインでほぼ解決する。 場所にとらわれることがないなら、魅力的な土地がいい。 では魅力的な土地とはどこか。魅力とは何か――本連載の過去記事では、「自然に近い」「生活しやすい」などを「魅力」と考え、都会を離れた場所を選択する企業やエンジニアが多かった。 LINEはなぜ都会である京都に拠点を構えたのか、京都オフィスで働く2人のエンジニアに話を聞いた。 関連記事 愛知編:やっぱり都会は便利だよね――岐阜から名古