前後編の後編です。 前編は「内容的に如何に駄目か」という点をさらっと説明し、「でも不評の原因は他にある」と書いたところまででした。 今回は、内容スカスカでも「そういうのが好き(許容できる)」な読者も居るはずなのに、これだけ不評だらけになる理由は何かな、という話。 結論から云うと、「漫画雑誌の作り方変えました」「編集者が関与せず、漫画家中心で作ります」といった点を雑誌のコピーにしたら、そういう点に興味を持った読者が付くのは当然だよね、という話なんですが。 ちょっと話を戻しますが、コミックギア的なノリ・中身の薄さが俺的には少々キツい雑誌が他にもありまして、具体的には月刊少年ガンガンです。(ストーリー漫画の)オサレ台詞やらテンプレ展開やらの直球で中二なノリが割とすごいですよ、と。(荒川弘だけ除外) ……で。 コミックギア的には看板となるヒロユキの、現状唯一の他誌での連載が月刊少年ガンガン(ヤン