人気アニメ「それいけ!アンパンマン」のキャラクターの顔を無断で怒ったように描きかえたTシャツを販売目的で所持していたとして、大阪府警は6日、大阪市浪速区、衣料品店「キング」経営、巽幸司(28)(同区下寺)、同店従業員林良(21)(同府高槻市)の両容疑者と、同店のアルバイト少年4人(18〜19歳)を著作権法違反容疑で現行犯逮捕した。 発表によると、浪速署などが同日午後、「キング」と同区内の支店など計3店舗を捜索したところ、「アンパンマン」や「ばいきんまん」などのキャラクターの顔のデザインが改変、プリントされた長袖Tシャツなど約70枚が見つかった。 巽容疑者は、2007年に同店を開業。アンパンマンのTシャツは、「オリジナル商品」として1枚4800円で販売しており、「著作権侵害はわかっていた」と話しているという。