待機児童の解消に向けて保育施設の整備が急速に進み、保育の質の確保が課題となる中、東京・杉並区は、区内の保育施設を抜き打ちで巡回する新たな取り組みを始めました。 こうした中、東京・杉並区ではチェック体制を強化しようと、先月から立ち入り監査とは別に、区内の保育施設を抜き打ちで巡回する新たな取り組みを始めました。抜き打ちの巡回は、区立保育所の園長経験者5人からなる専門チームが担当し、保育士の人数が基準を下回っていないかや、給食の内容や園児の安全管理に問題がないかなどを確認しています。 立ち入り監査では、必要となる関係書類の確認などを行わないことで、時間の短縮を図り、区では、区内200を超える保育施設を、1年の間に2回から3回ずつ巡回することを目指しています。 問題があった施設には、その場で指導などを行い、改善が見られなかった場合には、法律に基づく特別監査を行うということです。 杉並区保育施設支援