<body bgcolor="#19272e" leftmargin="10" marginheight="10" marginwidth="10" topmargin="10"> <p></p> </body>
<body bgcolor="#19272e" leftmargin="10" marginheight="10" marginwidth="10" topmargin="10"> <p></p> </body>
闇の中を遊泳する白い物体―。その正体は国の名勝・錦帯橋の借景、岩国市横山の城山にすみ着いたムササビだった。初夏の出産シーズンを控えたペアが、標高約二百メートルにあるロープウエーの山頂駅に巣作りしている。 日が沈み、街の夜景が輝きを増した午後六時半ごろ、ようやくお目覚め。屋根と梁(はり)の間に掛けた巣を抜け出す。餌を食べるため、斜面の雑木林を目がけて相次いでジャンプ。体をいっぱいに広げると、しっぽを除き、体長は三〇〜四〇センチ。真っ白な腹を見せて飛び移る。 ロープウエーを管理する市観光課は「運行に支障はない」。小さな命の営みを見守っている。 【写真説明】夜景に向かい、滑空するムササビ。錦川にはライトアップされた錦帯橋が光る=4秒間露光、8分の1秒間隔でストロボを連続発光させ、1匹が飛行する姿を連続してとらえた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く