三大貧困ビジネスのひとつ、臓器売買の実態とは 堀潤氏(以下、堀):さぁ片岡さん、テーマの発表お願いします。 片岡亮氏(以下、片岡):はい。僕はこちら。 堀:重たいのきましたね。 (テーマ「臓器売買」について) 脊山麻理子氏(以下、脊山):「腎臓を200万円で売らないか」と路上生活者の男に持ちかけ、臓器売買の約束を交わしたとして、暴力団幹部らが警視庁に逮捕されました。 堀:人工透析治療中の60歳代の暴力団関係者が腎臓の移植を希望。日本移植学会の倫理指針で、腎臓の生体移植は親族間に限られていたということなので、路上生活者の男に200万円の報酬を払い、提供先の暴力団関係者と偽の養子縁組を行おうとしたと。実際に移植手術は行われていないということです。 片岡:「臓器売買」っていうと、すごく都市伝説みたいなイメージがあると思うんですよね。「そんなの、本当にあるの?」と。これ、いわゆる貧困ビジネスになっ