千葉県野田市で2019年1月24日に小学4年の栗原心愛(みあ)さん(当時10歳)を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告(42)に対する千葉地裁(前田巌裁判長)の裁判員裁判は2日、県柏児童相談所に当時勤務した児童心理司の証人尋問が行われた。被告について「自分の意見が通らないとどんな手段を使ってでも意思を通そうとする」と表現し、女児が一時保護中に「夜眠れず、お父さんの夢を見てしまう」とおびえていたことも明かした。 児童心理司に対する証人尋問は2月28日と3月2日の2期日にわたって行われた。 この記事は有料記事です。 残り435文字(全文694文字)