衛星画像を見ると、中心付近には非常に発達した雲が密集していて「台風の目」も見えています。 このあとも海水温の高い海域を進み、今日の午後には、中心気圧900hPa、最大風速60m/s、最大瞬間風速85m/sにまで発達することが予想されています。 これは今年発生した台風の中で最も強い勢力となります。 台風19号の影響で、小笠原諸島では明日9日(水)から12日(土)にかけて大しけとなるおそれがあり、高波に警戒が必要です。 その後やや勢力を落とすものの、三連休初日の12日(土)には紀伊半島沖を北上し、13日(日)3時には中心付近の気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/sと強い勢力で、関東地方を中心とする予報円の中に進む見込みです。 まだ予報円が大きく、進路や接近のタイミングがしっかりと定まっていない状況ではありますが、日本列島の広い範囲で暴風や高波、大雨、高潮などに厳重な警戒が必要です。