EaselJSは、HTML5のCanvasを使うためのJavaScriptライブラリです。Flashと同じように、Stageが頂点となる表示リストでオブジェクト(DisplayObject)を扱うため、とくにActionScriptに慣れたユーザーには使いやすく設計されています。本稿は、EaselJSライブラリによる簡単な図形の描き方をご紹介します。 01 EaselJSを使うには まず、EaselJSのライブラリは、EaselJSのサイトからダウンロードします(図001)。開発者Grant Skinner氏のgithubのページが開きますので、ZIP圧縮されたライブラリを取得します。 図001■EaselJSサイトのDownloadリンク 展開したライブラリ「easeljs」はJavaScript用の適切な場所に置きます。本稿では、HTMLドキュメントと同じ階層にします(図002)。 図