連載 しらいちゃんの完璧主義〜パフェを食べながら〜 第1回
こんにちは、しらいです。 このたび、パフェを食べながらお話をする連載をさせていただくことになりました。 私が「#パフェには終わりが来る」というハッシュタグをつけてSNSにパフェを食べてる様子を投稿し始めたのが、去年の2月なのですが……1年以上経って、パフェに関するお仕事をできるようになったことをとても嬉しく思っています！ 普段インスタのストーリーの「ハイライト」に、パフェの画像と、食べ終わったパフェグラスの写真をアップしているのですが、ハイライトが100件までしか登録できなかったみたいで、いっぱいになっちゃってアップできなくなっちゃったんです（笑）。何ごとにも終わりが来る……とは言いながら、私の中のパフェブームがこうしてずっと続いているの、すごいことかもしれませんね。 もともと甘いものはあまり食べなかったのですが、パフェをたくさん食べているうちに今では大好きになってきました。 私がよくパフ
おもち｜Sheela na Gig
美しくて白くてあたたかくてふわふわで愛を歌い踊る、そしてつついたりつねったりしてくる存在がいなくなってしまった。その名前を今実際に口にしようとするとどうしても涙が出てしまい、言葉にならない。 2015年のうすら寒い12月に家禽店で文鳥のヒナを見せてもらった時、一匹だけぼんやりとしていて元気よくエサをねだる他の兄弟に踏まれ、挙げ句の果てには背中に兄弟のものとおぼしきフンがついていた白文鳥のヒナがいた。少し迷ったけれど、こんなにぼんやりしていたら他に貰いてがつかないかもしれないし、という考えに至り、その白文鳥のヒナを家に迎えて、おもちと名付けた。 私がいのちに名前を与えるなんて。 そういえば名前って何だろう。 嘴のわきにあるのが噂のパッキンか、背中の羽毛は首回りは灰色で、人間で言うなら蒙古斑だね、おもち。 挿餌のあとに手の中で眠るおもちの温かさに、胸が締め付けられるくらいの愛を感じて後悔した。
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