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2021年9月16日のブックマーク (1件)

  • あの日、あの時間、虹色の膜のなかで #03 くどうれいん|江國香織『すみれの花の砂糖づけ』

    2018年に言葉とをめぐる記録『わたしを空腹にしないほうがいい』を刊行し、エッセイ集『うたうおばけ』歌集『水中で口笛』など、日々の生活の機微をみずみずしい筆致でつづる、作家のくどうれいんさん。2021年に発表した小説『氷柱の声』が第165回芥川龍之介賞の候補作に選ばれ、注目を集めています。 そんなくどうさんの棚にずっとあるヴィンテージ・ブックは、江國香織さん初の詩集『すみれの花の砂糖づけ』。誰かを惹きつける力を貸してくれて、今もくどうさんに「憧れ」というきもちをくれるになっているといいます。 (文/くどうれいん、イラスト/久保田寛子、編集/メルカリマガジン編集部、ノオト) わたしはそのを二冊、ふたりの女に渡してしまっているから、つまりは三度買ったことになる。買ったうちの二度は、駅の小さな屋で購入した。だれかと会うとき、かならずやその人をめろめろにしたいと思うとき、とっておきな雰囲

    あの日、あの時間、虹色の膜のなかで #03 くどうれいん|江國香織『すみれの花の砂糖づけ』
    sukeroc
    sukeroc 2021/09/16