6月6日、日本はタシケントでウズベキスタンを1-0で退け、最終予選2試合を残した段階で4大会連続となるワールドカップ本大会出場を決めた。 この日、時差の関係もあって、世界最速で南ア行きチケットを手に入れた日本だったが、ロスタイムを含めた94分間の闘いは非常に厳しい展開だった。完全アウェーの状況下、ペースはウズベキスタンに傾いていた。 立ち上がり、ウズベキスタンは前線へロングボールを放り込み、日本の選手たちに最終ライン周辺へ注意を向けさせようとする。そうかと思うと、日本が攻めようと持ちこんだボールを自陣最終ライン前でカットすると、パスを素早くつないで日本のペナルティエリアあたりに現れる。攻守の切り替えが速いウズベキスタンに対し、日本はプレッシングをかけられず自分たちのペースに持ち込めなかった。 昨年アジア最優秀選手に輝いたMFジェパロフを右サイドに置き、左サイドではMFハサノフと左サ