日本サッカー史上初のプロ主審となった岡田正義主審(52)が今季限りで引退することになった。 岡田主審は今季、日本サッカー協会と1年最低保証年俸1500万円(推定)で契約を更新したが、疑問符のつくジャッジを連発。J1第27節(10月24日)の大宮対川崎戦で「向こうのシュートは多分1本入っていたし、うちも2本はPKがあった。両方とも気持ちのいい終わり方じゃない」と元日本代表MF稲本(川崎)にハッキリ指摘されるような不可解な判定があり、これが引退への引き金になった。 同試合で川崎は岡田主審に対する「意見書」を提出。対応に追われたサッカー協会審判部は、11月3日のナビスコ杯決勝でジャッジを下す予定だった岡田主審を担当から外すペナルティーを課していた。 FIFA(国際サッカー連盟)の国際主審の定年は45歳。Jリーグ300試合を目前にしていた岡田主審が2008年に50歳を迎えたことから、日本サッ