Evaṃ piyo puthu attā paresaṃ, 同様に、他の者にとっても自分のことが愛しい 「自分がいちばん愛しい」のは、自分だけではありません。 他人も同じように、自分のことがいちばん愛しいのです。 自分が苦しみたくないように、他人も苦しみたくない。 自分が傷つけられたくないように、他人も傷つけられたくない。 自分が害されたくないように、他人も害されたくない。 このように、わが身にひきあてて、 「他人も自分と同じように感じている」と理解するよう、 ブッダは教えられたのです……。 『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)より