医師は、学会や研修会・セミナーなどに参加する頻度が比較的高い職種です。背景には、研究活動や医師としての研鑽の機会になるといったことに加え、専門医資格の取得や更新でも学会への参加が必要となるということが挙げられます。 しかし、新型コロナウイルスの流行に伴い、医師の参加する学会や研究会でも相次いで中止やオンライン化の措置が取られました。 一部取り入れられつつある、学会やセミナーのオンライン化への移行について、医師はどのように感じているのでしょうか?2020年8月に実施した医師1,846名のアンケート結果を紹介します。 「オンライン化をした方がよい」が半数以上―「対面の方がよい」は1割未満 学会や研修会・セミナーのオンライン化の是非に関する医師の回答は、以下のようになりました。 「全てオンライン化するのがよい」が19%、「多くの場合でオンライン化した方がよい」が36%と、合計55%の医師が学会や