最新のスーパーコンピューター「富岳」を使ったシミュレーションで、感染力が強いとされる新型コロナの変異ウイルスに感染する確率が、従来のウイルスに比べてどのように変わるのか、最新の結果が公表されました。 変異ウイルスによっては感染する確率が従来の2倍程度ある一方、感染した相手と適切な距離を取り、話す時間を減らすと感染確率も減るということで、研究グループは基本的な対策を改めて呼びかけています。 神戸市にある理化学研究所の研究チームは、最新のスーパーコンピューター「富岳」を使って、新型コロナウイルスの飛まつの広がりを研究しています。 今回は感染力が強いとされる変異ウイルスに感染した人がいる場合、相手との距離や時間によって感染する確率がどのように変化するのか、シミュレーションしました。 変異ウイルスの感染力は、イギリスで確認されたアルファ株を従来のウイルスの1.25倍、インドで確認されたデルタ株を従