ブックマーク / toyokeizai.net (11)

  • 風呂や土いじりで感染、急増する「肺NTM症」の正体

    「肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)」という病気をご存じだろうか。 抗酸菌という結核と同じタイプの細菌が原因で起こる呼吸器の感染症だ。ヒトからヒトにうつらない点では結核と異なるが、土の中や水回りなどに生息する菌を吸い込むことで感染する。 これまでは肺の病気を患っている人がかかりやすいと考えられていたが、近年は、“健康なやせ型の中高年女性”に急増しているという。これはどういうことだろうか。 肺非結核性抗酸菌は、“結核菌”と“らい菌”を除いた抗酸菌の総称。抗酸菌の種類は200以上あるが、日人で起こっている感染のうち、9割を占めるのが「MAC(マック)菌」と呼ばれる菌だ。近年急増しているのも、このMAC菌によるものが多い。 MAC菌は風呂場や水道、貯水槽などの給水システム、畑や庭の土など、あらゆる場所に存在していて、それを含んだエアロゾルやほこりを吸い込むことで感染する。その点では、ヒトからヒト

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    sumahox 2023/06/29
  • 「マイナ保険証」トラブル続発が示すポンコツ実態

    従来の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードによる「オンライン資格確認」に一化する「マイナンバー法等一括法案」の国会審議が続いている。法案は来週にも参議院を通過し、可決・成立する可能性がある。ところが、その成立間際になって、制度の信頼を揺るがすトラブルが相次いで表面化している。 厚生労働省は5月12日、マイナカードと保険証を一体化した「マイナ保険証」をめぐり、別人の情報を間違って人の資格情報(加入している健康保険や自己負担限度額など)にひも付ける「誤登録」が2021年10月から2022年11月までの1年2カ月間に7000件以上見つかったと発表した。そのうち5件では別人の薬剤情報や医療費通知情報が閲覧されていたという。 サラリーマンなどが新たに健康保険に加入した場合、協会けんぽや健康保険組合などの保険者が人の氏名や生年月日などの資格情報をデータベースに登録する。その際、人のマイナン

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    sumahox 2023/05/20
  • 日本にも存在「破局噴火」で壊滅リスクある火山6つ

    国内では、巨大カルデラ噴火を起こした火山は7つあり、そのうちの4つが九州に集中している。なかでも最大のものが、熊地震で活発化が懸念される、阿蘇カルデラだ。神戸大学教授の巽好幸は『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』のなかで、阿蘇山が破局噴火した場合、2時間ほどで火砕流が700万の人々が暮らす領域を焼き尽くす、火山灰が日列島を覆い、北海道東部と沖縄を除く全国のライフラインは完全に停止する、と断言する。 日列島では、これまで何度も富士山の宝永噴火の1000倍以上のエネルギーを放出する巨大カルデラ噴火を経験してきた。国内で最後に起きた巨大カルデラの鬼界噴火は、7300年前の縄文時代に遡る。 プリニー式噴火であるこのカルデラ噴火は、数十キロの高さにまで巨大な噴煙柱が上がり、周囲から取り込んだ空気が熱で膨張するため噴煙はさらに勢いを増していく。大量のマグマが噴出したことで空洞ができ、それが陥没して

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    sumahox 2023/01/02
  • ひろゆきの「4chan」、日本人が知らない危険性

    ひろゆきが所有・管理する「4Chan」アメリカで問題視される危険性とは(写真:Ko Sasaki/The New York Times) ソーシャルメディアで日社会のダメさ加減を論じる彼は何百万人というフォロワーを集め、日最大級のファッションショーのランウェイに登場。国民に金融リテラシーの向上を促す政府広報の動画にも出演し、全国規模の世論調査では高校生が選ぶ「首相になってほしい有名人」の1位に選ばれたこともある。 その彼とは、西村博之。日のお堅いルールに抑圧を感じている同国の若者から好感を集めて有名になった起業家だ。著述家、コメンテーターとしていろいろな場所に出まくっている彼を、人々は単に「ひろゆき」と呼ぶ。アメリカでは「アダム」と同じくらい一般的な名前だ。 20冊を超える著作と何百という雑誌コラムの中で西村は、ファンにこう促してきた。もっと自分勝手になれ、他人の目を気にするのをや

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    sumahox 2022/12/27
  • 「うつは甘え」精神論を語る人が知らない最新事情

    うつ病は世界的な問題であり、その患者数は増加の一途をたどっています。日人の約6%が、一生のうち一度はうつ病を経験するといわれています。気分の変動によって日常生活に支障をきたす病気を、総称して「気分障害」と言います。 気分障害は大きく「うつ病性障害」と「双極性障害(そううつ病)」に分けられます。うつ病性障害の指標として、9つの症状があります。詳細は割愛しますが、「抑うつ気分」と「興味または喜びの喪失」をはじめとして、これら2つのいずれかと、残りの7つの症状のうち5個以上当てはまる場合は大うつ病性障害と分類されています(※これらは、基準とするガイドラインによって異なる場合があります)。いわゆる「うつ病」は、この「大うつ病性障害」のことを指します。 大うつ病性障害により、心血管疾患、アルツハイマー病、骨粗しょう症などのさまざまな老化関連疾患や早期死亡率のリスクが高まることは知られていますが、こ

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    sumahox 2022/10/07
  • 「オンライン」が脳に与える知られざるダメージ

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    sumahox 2022/08/18
  • 「がんの終末期は苦しいのか」調査でわかった実態

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    sumahox 2022/07/05
  • コロナ治癒に「うつ伏せが有効」という意外な事実

    薬や道具を使わず、新型コロナウイルス感染症患者の肺の機能を改善させるということで、にわかに注目を集めているのが、「腹臥位(ふくがい)療法」だ。 「腹臥位療法とは、患者さんをうつ伏せにさせるという救命措置の手法です。低酸素になった患者さんの血液中の酸素量を増やすことから、急性の呼吸器不全を起こした人に古くから行われていました」 「診療の手引き」でも重症者に対し「効果あり」と明記 こう話すのは、日呼吸療法医学会理事長で大阪大学大学院医学系研究科麻酔集中治療医学教授の藤野裕士さん。昔からあったこの腹臥位療法が、今改めて新型コロナで起こる重症のARDS(急性呼吸窮迫症候群)にも効果があるとして、見直されているというわけだ。実際、「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」の第5版でも、ICU(集中治療室)に入院するか、人工呼吸器を装着するような新型コロナの重症肺炎に対して、「効果あり」と明記されて

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    sumahox 2021/06/09
    かなり前にも、うつ伏せが有効という記事があったと思います。
  • イベルメクチンに超期待する人が知らない真実

    首都圏の緊急事態宣言は3月21日まで再延長された。新型コロナウイルスの新規感染者数は、大きく減少しているが、まだ次のステップに進む道筋は見えない。 こうした中、「イベルメクチン」という薬が注目を集めている。海外で新型コロナの予防や治療に高い効果を示したとして、「奇跡の薬」「コロナ特効薬」と一部メディアが称賛。早期承認を求める声が高まり、個人輸入でイベルメクチンを服用する人も急増しているようだ。 盛り上がる「イベルメクチン現象」に対して、新型コロナの治療にあたる医師や医薬品の専門家は危機感を募らせている。それはいったいなぜか? コロナ治療薬をめぐって、錯綜する情報と診療現場の現実を追った──。 コロナ軽症者の孤独と死の恐怖 「PCR検査の結果は陽性でした。すぐ保健所から連絡がありますので、指示に従ってください」 新型コロナウイルスの感染は電話で告げられた。翌日、筆者は民間の救急車で療養施設の

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    sumahox 2021/03/12
  • 語られない「コロナ嗅覚異常」本当のおそろしさ

    新型コロナウイルス感染症の典型的な症状の1つに嗅覚の低下がある。これが最初の症状となる患者もいれば、唯一の症状となる患者もいる。そうした患者では、あたかもスイッチがパチンと切り替わったようにいきなり嗅覚が消え、多くの場合は味覚も失われる。 たいていの患者は通常、数週間以内に回復し、嗅覚と味覚を取り戻す。が、嗅覚と味覚が失われたままとなる患者も一部には存在する。これらの感覚がいつ戻るのか、そもそも戻るのかどうかは医師にもわからない。 新型コロナが持続的な嗅覚消失を引き起こす仕組みや治療法はほとんどわかっていない。しかし感染者は世界中で増えているため、専門家の中には、パンデミックで永遠に嗅覚や味覚を失う人が大量に出てくることを危惧する声がある。 当の恐ろしさが理解されていない においは味と欲の双方と密接につながっており、嗅覚が失われるとたいていは事の楽しみも奪われる。しかも、嗅覚が突然消

    語られない「コロナ嗅覚異常」本当のおそろしさ
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    sumahox 2021/01/10
  • コロナ回復後の「3人に1人」襲う後遺症の症状

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    コロナ回復後の「3人に1人」襲う後遺症の症状
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    sumahox 2020/12/28
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