群馬県伊勢崎市が中心市街地のにぎわい創出に向けて検討する新たな拠点について、市は4日、市図書館を移転して官民連携の複合施設を整備する方針を明らかにした。2024年度に基本構想をまとめる。対象地は同市曲輪町の伊勢崎織物協同組合の所有地と、いせさき明治館などを含む約9200平方メートルで、JR両毛線と東武伊勢崎線が乗り入れる伊勢崎駅に近い。図書・学習機能を盛り込むほか、創業支援、まちなか情報の発信、織物産業の伝承に役立て、幅広い世代が市内外から集う場所を目指す。 拠点の整備を巡り、市は同組合と協定を結んで土地の活用法を探ってきたほか、...