毎日のように新たな健康効果が追加されるコーヒー。新たにまた「飲むべき理由」が調査の結果明らかになったのでご紹介したい。 American Cancer Societyの調査によると、1日にコーヒーを4杯飲むと、口腔がんにかかるリスクが50%もカットできることがわかったそう。口腔がんは、口の中に発生する腫瘍で、悪性の場合は死に至ることもある怖い病気。タバコやアルコールなどが原因とされているが、コーヒーを飲めば、喫煙者や酒飲みでも効果が表れるという。 同調査をおこなった研究員らによれば、コーヒーが口腔がんに効く理由は、カフェインではなく、コーヒーに含まれるなんらかの抗酸化物質のおかげだと考えられるとか。コーヒーは口腔がんのほかにも、腸がんやアルツハイマー病にも効果があることが、これまでの調査でわかっている。ただし飲みすぎは、心拍数の増加や血圧の上昇の原因になるほか、妊婦が飲むと胎児に影響がある