私は1981年生まれでもうすぐ34歳を迎えるのだが、この年になってもモーニング娘。オタク(いわゆる「モーヲタ」)が辞められない。思い起こせば私がモーニング娘。のファンになったのは2000~2001年にかけての浪人時代で、当時いわゆる宅浪として予備校にも行かずに家で朝から晩まで勉強ばかりしていた。 そんな孤独な生活の中で、唯一の楽しみにしていたのが週に1度の「うたばん」という番組だった。その中でモーニング娘。は毎週笑いと元気を与えてくれる存在だった。無事に東京大学に受かり、赤門の横で辛い浪人時代にお世話になった人達の顔を思い浮かべた時、私の頭の中で浮かんだのは「両親、恩師、モーニング娘。」だった。 そんなわけで、当時絶頂期だったモーニング娘。の人気が衰えた後も「辛い時期を支えてこそ本当のファン」などと思いつつ、しぶとくファンを続けているうちに15年も経ってしまった。最近では「再ブレイク」など