ホンダは26日、2012年度の世界販売台数(四輪車)が前年度より29.2%多い約401万台になり、初めて400万台を突破したと発表した。北米を中心に海外販売が増えたほか、東日本大震災からの回復やエコカー補助金などで国内販売も増えた。13年度も小型車フィットの全面改良などで約443万台の販売を見込む。ホンダは16年度に世界で600万台の販売を目指している。 この日発表した13年3月期決算は円安や販売増で売上高が前期比24.3%増の9兆8779億円になった。営業利益は約2.4倍の5448億円、純利益は約1.7倍の3671億円だった。