みんなの党は17日、国会内で役員会を開き、今後の党の路線について協議した。 浅尾代表は、与党との連携を求める渡辺喜美前代表の考えに反対する方針を表明。役員会は浅尾氏の方針の是非について採決し、賛成多数で支持することを決めた。 みんなの党では先週来、野党再編を視野に民主党などとの関係強化を図る浅尾代表と渡辺前代表との路線対立が激しくなっていた。 役員会では、渡辺氏が浅尾氏に代表辞任や離党を求めていることなどから、党方針に反する言動があったとして渡辺氏を処分することも議題になったが、この日は見送られた。 浅尾、渡辺両氏は16日夜、東京都内で会談し、今後の党運営について協議したが、決裂し、双方が互いの離党を促した。