朝日新聞社は9日、従軍慰安婦問題報道で「戦時中に韓国で慰安婦狩りをした」とする吉田清治氏(故人)を取り上げた記事16本のうち、同社記者が書いた12本の掲載日と見出しを明らかにした。残り4本については3本が外部筆者によるもの、1本は多くが吉田氏に関する著作物の引用だとして「公表を見合わせる判断をした」と回答した。毎日新聞が9月初めに文書で問い合わせていた。 【写真で見る】朝日新聞「吉田調書」報道、社長が誤り認め謝罪 朝日新聞は8月5日朝刊の慰安婦報道に関する特集紙面で、「吉田氏について確認できただけで16回、記事にした」とした上で「証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」と記した。しかし、1982年9月2日の大阪本社版朝刊社会面を「初掲載」とした以外は、明示してこなかった。 朝日新聞は9日の回答で「公表方法の検討に長い時間を要したことを、おわびします。対応できる段階に至りました」とした
御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で犠牲になった55人のうち、20人が頭部や首に噴石が当たって死亡したことが9日、検視に関わった医療関係者への取材で分かった。いずれも即死だったという。 【写真特集・御嶽山捜索】防毒マスクの機密性をチョックをする消防隊員 ◇撮影し逃げ遅れも この20人以外の死因は、34人が頭や胸など複数箇所に噴石が当たるなどした外傷性ショック死や多発外傷の疑いという。他の1人は気道熱傷だった。 複数の医師が毎日新聞の取材に応じた。 10人近くの検視を担当した医師によると、7〜8割の人が後頭部や背中に致命傷を負っており、噴石から遠ざかろうと逃げたり、地面に伏せたりしていたことをうかがわせる。小石が頭蓋骨(ずがいこつ)を貫通し、頭部に1円玉大の傷が残っていたケースもあった。医師は「たとえヘルメットをかぶっていても助からなかったと思う」と話す。 この医師が
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