道南の松前町の無人島に北朝鮮の木造船が着岸した問題で、一部の乗組員がハングルで「朝鮮民主主義人民共和国」と書かれた手帳を持っていたことがわかりました。 海上保安庁と警察による立ち入り検査は6日で7日目です。 警察が任意での取り調べをしようとしたところ、船長ら乗組員全員が拒否し、6日は聞き取りができなかったということです。 これまでに一部の乗組員が北朝鮮のものとみられるバッジをつけていたことがわかっていますが、さらに、ハングルで「朝鮮民主主義人民共和国」と書かれた船員手帳も持っていたということです。 先月28日、木造船は松前町沖の無人島、松前小島に着岸しているのが見つかりました。 島からはテレビなどの家電や小型バイクが消え、乗組員は「島から持ち出した家電などを海に捨てた」という話をしていることから、警察は窃盗の疑いも視野に調べています。 島では警察が見つける10日以上前に不審な船が目撃されて