大阪市住吉区の自宅から外出した後、行方不明になっていた小学6年の女児(12)が23日、栃木県内で保護されたことが、捜査関係者への取材で分かった。女児は同県内の交番を訪れ、「男に監禁されていた」という趣旨の話をし、ほかにも監禁されている人がいると説明したという。栃木県警は同日、男の身柄を確保した。同県警や大阪府警が詳しい状況を確認している。 女児は17日午前7時~同11時ごろの間に自宅を出て以降、行方が分からなくなっていた。女児のスマートフォンは電話をかけても電源が入っていない状態で、同日午後10時ごろ、30代の母親が府警住吉署に「娘がいなくなった」と届け出ていた。 府警は19日に女児の顔写真を公開して情報提供を呼びかけるとともに、延べ数百人の捜査員を投入。防犯カメラを調べるなどして女児の行方を捜していた。