横浜市の崎陽軒が12日、ダイヤモンド・プリンセスに寄付した「シウマイ弁当」4000食が乗客に提供されていなかったことが13日、分かった。 【写真】感染のタクシー運転手、屋形船など濃厚接触100人 崎陽軒の担当者は同日、日刊スポーツの取材に、寄付する際に船との間に入った代理店からは、船内に搬入が終了した旨、報告を受けていたことを明らかにした。同代理店に問い合わせたところ「船内搬入後については分かりかねる」との回答が返ってきたという。 崎陽軒によると、5日朝から自室待機が続く乗客と、激務が続く乗員を励まし、協力したいという思いから、シウマイ弁当の寄付を決めたという。 最初は横浜市港湾局に相談したが、英国船籍で通関の必要がある同船の、荷物の積み込みを調整する代理店があったため、同社と交渉したという。同社とは昼食向けに乗客、乗員分3800食、医療スタッフと自衛隊分200食のシウマイ弁当を、12日午