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ブックマーク / sci-tech.jugem.jp (3)

  • 書評『ノーベル賞の決闘』 | 科学技術のアネクドート

    今日は、ある意味、科学者の「人間らしさ」を感じることのできるのご紹介です。 『ノーベル賞の決闘』ニコラス・ウェイド著 丸山工作・林泉訳 岩波書店 1992年 335p 1977年のノーベル生理学・医学賞は、ロザリンド・ヤーロウ、ロジャー・ギヤマン、アンドルー・シャリーの三人に贈られた。うち、ギヤマンとシャリーの「争い」を追ったのがこの。 二人の研究者が同じテーマの研究成果を争っている場合、勝利、名誉、業績……これらすべては、先に論文や学会で成果を発表した人のものとなる。「早い者勝ち」こそが科学界の常識だ。 相手との駆け引きとなると、学会や雑誌での発表を温存して競争相手に情報を漏らさぬまま、ある日満を持してすべてを発表するといった戦法をとることもある。でもこの戦法はリスキーだ。発表を温存している間に競争相手に同じ成果を発表されてしまえば、なにもかもが水の泡に帰すのだから。「沈黙」か「開示

    sumidatomohisa
    sumidatomohisa 2010/11/16
    書評『ノーベル賞の決闘』 | 科学技術のアネクドート
  • 「科学書籍研究の視座」で語られた研究者と編集者の出会い | 科学技術のアネクドート

    科学技術社会論学会の年次研究会が東京・早稲田の早稲田大学で開かれています。15日(日)まで。この学会は2001年に発足したもので、科学・技術と社会の界面に発生している諸問題をできる限り多様な視点から検討することを目指すもの。今回の年次研究会は8年目となります。 きょう14日(土)午前の部では、東京大学科学技術インタープリター養成プログラム住田朋久さんの主催で「科学書籍研究の視座」というワークショップが行われました。11月2日(月)東京・青海の日科学未来館で開かれたサイエンスアゴラでの催しものの延長線にあるものです。 関連調査では、講談社科学出版賞受賞作品を題材として、各受賞作ができあがるまでの過程を検証。著者である研究者側と編集者である企業社員側それぞれに質問文を送ったり、聞き取り調査をしたりして、出版に至るまでの個別の過程を調べています。 ワークショップではゲストとして、中央公論新社で

    sumidatomohisa
    sumidatomohisa 2009/11/16
    ワークショップ「科学書籍研究の視座」関連情報: ブログ記事「「科学書籍研究の視座」で語られた研究者と編集者の出会い」「科学技術のアネクドート」(漆原次郎氏)
  • (2009年)11月2日(月)は「科学本が生まれるまで 著者、編集者、そして……」 | 科学技術のアネクドート

    (2009年)11月2日(月)、東京・青海の日科学未来館で開催される「サイエンスアゴラ2009」のなかで、「科学が生まれるまで 著者、編集者、そして……」という催しものが開かれます。主催は、東京大学博士課程で科学史専攻の住田朋久さんら個人有志からなる「科学出版研究会」。 研究会は、科学書が誕生するまでにはどのような経緯があるのか、著者や編集者に聞き取り調査を行っています。対象としたのは、講談社が1985年から行っている「講談社出版文化賞科学出版賞」と、後継の「講談社科学出版賞」の受賞作。

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