政治評論家の森田実さんが、ご自身のHPで、小泉政権が推し進める「自由競争万能主義」による「日本のアメリカ化」を批判している。 小泉内閣の本質は「日本をアメリカ化する」ための政権である 「自分の真価を下等にして初めて得られる他人の賞讃よりも、自分の品位をたかめて他人の罵詈を甘受する方がどれ位うれしいかしれない」(武者小路実篤『幸福者』) 日本の真価を下等にして得られるアメリカによる賞讃よりも、日本の品位を高めてアメリカの罵詈を甘受する方がずっとよいことである。小泉首相にはこの言葉を噛みしめてほしいと思う。 このなかで森田さんは、関岡英夫著『拒否できない日本・アメリカの日本改造が進んでいる』(文春新書、平成16年4月20日刊)から、次の文を引きながら、「『拒否できない日本』というこの書物、とにかく全国民に読んでほしい。今の日本で何が起きているかの真実を知ってほしいのである。全国民が真実を知れば