上野千鶴子さんの東京大学入学式における祝辞が話題になっている、というニュースを目にした。 週末、子どもの行事でばたつき、今やっと落ち着いて、目を通している。 上野千鶴子さんと言えば、東京大学名誉教授で、あまりにも有名な女性社会学者。 日本の家族社会学やジェンダー社会学における第一人者で、大学で社会学を専攻していた私は、何度彼女の名を聞き、何冊彼女の本を読んだか知れない。 大学の祝辞に、今も社会にはびこる性差別問題を指摘し、これからの社会に必要な知を、どのように身につけていくか説く姿に、彼女の強さと、年齢を重ねても尚衰えぬ、発想の斬新さを見た気がした。 以前なら、社会学を学ぶ立場で彼女の話に感銘を受けたのだろうが、今は家族や子を持つ視点から学ぶことが多かった。 最近ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんが日本を訪れて「女子教育」の必要性を訴えました。それはパキスタンにとっては重要だが、
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