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ブックマーク / wezz-y.com (2)

  • 『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - wezzy|ウェジー

    私がこうの史代原作のアニメ映画『この世界の片隅に』を見たのは最近のことです。単に出遅れていました。でも、作が上映され始めたとき、少し衝撃を受けたことはよく覚えています。「祖母と見に行った」「祖母のことを思い出した」というつぶやきがSNSやブログにあふれたのです(注1)。 (注1:例えばこのまとめにある記事など。http://momomomo1232.hatenablog.com/entry/2016/11/30/010619) その時は素直に、これはすごい作品なのかもしれないと思いました。ですが、なぜこんなにも、北條すず(旧姓浦野)というヒロインを自らの祖母や母に重ねる人が多いのか、と奇妙な感じも残りました。 仕事で予定が合わず、1月の末にようやく映画を見に行きました。そして漫画原作も購入して読みました。以下では基的に映画版についての感想を中心に書きますが、必要に応じて適宜漫画版につい

    『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - wezzy|ウェジー
    sumiretanpopoaoibara
    sumiretanpopoaoibara 2020/08/14
    よい批評。個人的には被曝したすずの妹すみちゃんも含めて、〝女たちの戦争〟を描いているし、普通じゃない事態を〝普通〟を通して伝える希有な作品だと思う
  • 男同士の恋を描く必然性。明治時代に同性愛は好ましくないとして上演されなくなり、21世紀に復活した“歌舞伎BL” - wezzy|ウェジー

    2018.10.10 00:05 男同士の恋を描く必然性。明治時代に同性愛は好ましくないとして上演されなくなり、21世紀に復活した“歌舞伎BL” 劇場へ足を運んだ観客と演じ手だけが共有することができる、その場限りのエンターテインメント、舞台。まったく同じものは二度とはないからこそ、時に舞台では、ドラマや映画などの映像では踏み込めない大胆できわどい表現が可能です。 前回の欄「LGBTへの偏見が声高に叫ばれたいま振り返りたい、長谷川博己がゲイ男性を演じた名作「トーチソング・トリロジー」」で、アメリカで生まれたゲイをテーマにした作品を紹介しましたが、日の誇る伝統芸能である歌舞伎の作品にも、男性同性愛=衆道(しゅどう)をモチーフにした作品が存在します。 江戸から明治にかけて大きな人気を得ながらも、風俗上好ましくないと男女恋愛に挿げ替えられた挙句すたれてしまっていましたが、平成に入って復活。男

    男同士の恋を描く必然性。明治時代に同性愛は好ましくないとして上演されなくなり、21世紀に復活した“歌舞伎BL” - wezzy|ウェジー
    sumiretanpopoaoibara
    sumiretanpopoaoibara 2018/10/10
    先日、大島渚監督映画作品『御法度』観たこともあって、明治以前の同性愛や性風俗に興味。歌舞伎や落語は男性が女役も演じるものだし、男女観からして現代日本とは根本的な違いがありそう。
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