2015年12月21日のブックマーク (2件)

  • 「消えた子ども」1000人超――大規模アンケートから見えてきた衝撃の事実/『ルポ 消えた子どもたち』より - SYNODOS

    「消えた子ども」――虐待や貧困などにより、自らの意思に反して社会から姿を消してしまった子ども。「不登校」として認知されていたり、保護者と連絡がとれていることで「無事」と判断されてきたこともあり、その実態はほとんど把握されてこなかった。NHKスペシャル「消えた子どもたち」取材班は児童福祉関係などの諸機関1377ヶ所を対象に、独自の大規模アンケート調査を行った。そこに浮かび上がってきたアウトラインとは? 『ルポ 消えた子どもたち』からアンケート結果をまとめた部分を転載する。 集計の結果、「消えた子どもたち」は、この10年の間に施設に保護されていただけでも、少なくとも1039人いたことが明らかになった。記録が残っていない施設や、未回答の施設があること、そもそも保護されていない子どもがいることを考えると、この結果は氷山の一角であり、相当数の子どもが社会との接点を失って姿を消し、危機に直面しているこ

    「消えた子ども」1000人超――大規模アンケートから見えてきた衝撃の事実/『ルポ 消えた子どもたち』より - SYNODOS
  • 「うちはこれ以上無理」母子家庭、諦めさせたバスケの夢:朝日新聞デジタル

    子どもと貧困 シングルマザー編 ジリリリリリリン。 午前5時45分、携帯電話のアラームが鳴り出す。聞こえてはいるが、体は鉛のように重い。5分後、また鳴る。10分後。3度目のアラームで、北海道に住む介護職の女性(43)は体を布団から引きはがす。 高1の長女(16)は部活の朝練へ。女性は長男(6)と次男(2)にパン1枚を半分ずつべさせ、保育園に送る。7時半には職場の介護つき住宅に着く。 職場では一日中立ったり座ったり。病院や役所にも足を運ぶ。甲状腺に持病もあり、調子が悪い日は汗が止まらない。職場の堂で午後2時にべる200円の定が一番まともな事。朝はべず、夜も自分はご飯と砂糖だけだ。 保育園が閉まる直前に滑り込む。帰って夕べさせ、午後10時までに寝かしつける。洗濯と翌日の夕の準備をし、持ち帰った仕事をこなし、午前2時すぎに眠りにつく。 長女を連れ27歳で離婚。資格を取って働

    「うちはこれ以上無理」母子家庭、諦めさせたバスケの夢:朝日新聞デジタル