新型インフルエンザで、Jリーグの試合が中止になる可能性が出てきた。Jリーグは12日、東京・文京区のJFAハウスで実行委員会を開き、新型インフルエンザ対策を徹底。治療薬タミフルの常備とともに、選手に感染者が出た場合は当該チーム全選手を隔離の対象とし、発症から10日間は試合ができなくなることも伝えた。毒性の低いこともあって事態を静観してきたJリーグにも、いよいよ脅威が迫ってきた。 新型インフルエンザが、Jリーグの試合日程まで影響を及ぼす可能性が出てきた。「ひとりでも選手に感染者が出た場合、10日間は試合ができない可能性もある」と羽生事務局長。通常隔離されるのは「濃厚接触者」で、航空機では半径2メートル以内の座席とされたが、Jでは「チームの全選手」を対象にした。感染者が出場できないだけでなく、試合そのものが成立しなくなる。 この日は、J1とJ2合同の実行委員会。日本協会の福林スポーツ医科学委員長
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