Evan Kuesterzは、他の学生と同じように、自分の専攻科目に退屈を感じていた。しかし、大型の3Dプリンターなどのクールなツールに出会ったとき、心がときめいた。Evanは、何度か見かけたある学生のことが気になっていた。気になっていたのは、彼女に左手がなかったことだ。そして、3Dプリンターを自由に使える立場にある彼は、ついに素晴らしい目標を見つけることができた。 ある日、彼は勇気を奮い立たせて彼女に近づき、自己紹介すると、自分のアイデアを話した。3Dプリンターで美しい義手を作りませんか? そのときから、EvanとIvania Castilloは友だちになった。 Evanはこの義手を、RhinoでGrashopperというプラグインを使って製作した。彼はIvaniaの腕の写真を撮り、いろいろな部分の計測をした。そして、機能的で見た目にも美しい義手をモデリングした。完成したデザインはABS
生まれつき左手首から先がないホセ・デルガド・ジュニアさん(52)は、筋肉の電気信号に反応して動く筋電義手を愛用している。 ところがこの筋電義手はとても高価なもので、半分は保険でまかなえるものの、総額で42,000ドルもかかってしまうのが難点。 一方、3Dプリンタで印刷可能で、データが無料で配布されているロボットハンド「サイボーグビースト」ならば、材料費(レゴと同じABS樹脂)としてかかるのはわずかに50ドル。 手首を曲げる動作でワイヤーを引き、指を曲げるという単純な仕組みながらも、軽く、反応も速く、壊れてもすぐに印刷できるというのは大きな強み。 3Dプリンタの値段もどんどん安くなってきてるらしいけど、こういう話を聞くと、現時点でも大きな恩恵を受けられる人はかなりの数になりそうだよね。 【関連】 3Dプリンタが叶えた夢。関節拘縮症を患う少女、エマちゃんを救った外骨格補助器具 わずか6秒で歯磨
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く