Googleが手がけるLinuxベースのOS「Chrome OS」の最新版である「Chrome OS M41」(Chrome Releasesブログ)では、X11に変わるグラフィックススタックとして新たに「Freon」なるものが搭載されたそうだ(Slashdot、Phoronix)。 Freonは、Chrome(Webブラウザ)が直接LinuxカーネルドライバやOpenGL ESインターフェイスとやり取りする仕組みだそうで、よりシンプルかつコンパクトな実装が特徴らしい。また、パフォーマンスの改善も見られるという。X11の代替としてはWaylandやMirといったものが開発されているが、FreonはChrome OSに特化しているのが特徴のようだ。 基本的にChrome上ですべての操作を行うChrome OSならではだが、Linux版ChromeやChromiumがWaylandやMirのサ