Microsoft Excelの自動書式機能により、遺伝子のリストを使用する論文の約20%で、遺伝子シンボルが日付や浮動小数点値に変換されたまま掲載されていることがわかったそうだ(論文、 Softpediaの記事、 WinBetaの記事)。 たとえば「Septin 2」の遺伝子シンボルは「SEPT2」だが、デフォルトの状態でExcelに入力すると「2-Sep」に変換される。また、「Membrane-Associated Ring Finger (C3HC4) 1, E3 Ubiquitin Protein Ligase」の遺伝子シンボル「MARCH1」は「1-Mar」に変換されるほか、理研の「2310009E13」のようなクローンIDは「2.31E+19」に変換されてしまう。保持されるデータ自体が変換されてしまうため、後で書式を変更しても復元することはできない。 同様の変換はExcelだけ