ブックマーク / mrjohnny.hatenadiary.org (4)

  • 吹風日記 - 「ぱふぱふ」はなぜ消えたのか、聞こえない音、エロい日本のドラクエ

    ドラゴンクエストがアメリカに移植されたとき、さまざまな修正が行われました。それをつぶさに調べていくと、ドラクエというゲームに隠れた「日的なもの」の姿が浮かび上がってきます。今日は、我々を包囲する見えない文化について考えます。 だが、コンピュータやインターネットの発達が、全体として人間にどんな影響を与えるかという命題に的確に答えられる人はいないだろう。ファミコンについても、それをずっと続けて育った子供がどうなるか、まだはっきりとわかっていない。 主人公がいろいろな冒険をしたり、戦闘するRPG(ロール・プレイング・ゲーム)はたしかにおもしろい。出はじめたときは私も徹夜でやったものだが、一ついえることは、ゲームの構成そのもののなかに、また場面、場面のやり取りのなかに間違いなく文化的な要素が入っている。そして、それが必ずしも日社会の伝統的倫理観ではないことである。子供は与えられたものを当たり前

    吹風日記 - 「ぱふぱふ」はなぜ消えたのか、聞こえない音、エロい日本のドラクエ
    summercontrail
    summercontrail 2006/11/10
    "物語主導のRPG、というジャンル自体が、かなり日本的と言えるのかも"いや,海外におけるTRPGの伝統D&D,T&Tがドラクエの土壌/他はとくに前半興味深い示唆
  • バナナはおやつを超越する、境界線上のバナナ、芭蕉の夢・バナナの旅 - 吹風日記

    はたして、バナナは、草なのか?木なのか? 野菜なのか?果物なのか? 主なのか?間なのか? そして、松尾芭蕉は「松尾バナナ」という自分の名前に納得しているのか!? 今日は、バナナという越境する植物について考えます。 芭蕉(ばしょう)野分(のわき)して盥(たらい)に雨を聞く夜かな   松尾芭蕉 俳人・松尾芭蕉、初期の秀作です。字、余りすぎ。 句意は、「芭蕉の葉が台風に揺れる中、たらいに雨漏りが落ちるのを聞く夜だ」という感じでしょうか。時は延宝8年(1680年)。松尾芭蕉が住んでいた江戸深川の草庵には、門人李下(りか)から贈られた芭蕉の株が植えてあり、そこから、松尾「芭蕉」という俳号が誕生したのでした。 この「芭蕉」はバショウ科の多年草ですが、これが「バナナ」と同じ仲間であるということはよく知られています。すなわち、やつの名は「松尾バナナ」。すばらしい。 余談ですが、作家のよしもとばななさん

    バナナはおやつを超越する、境界線上のバナナ、芭蕉の夢・バナナの旅 - 吹風日記
    summercontrail
    summercontrail 2006/10/27
    ぼんぼこつるりん ぼんつるりん♪
  • 最近の若者は本当にいたか、とカントは言った、皆が本を書いている - 吹風日記

    何千年も前の遺跡から「最近の若者は……」と書かれた出土品が出てきた、という話をご存じの方は多いと思います。でも、これって当の話なんでしょうか? 今日は、「最近の若者」のルーツを追っかけながら、ネット社会と統一されない自己について考えます。 人の話す言葉のどれが正しいとするかは、なかなかむずかしいことです。それはどこに基準点をおくか、いつの時代、どこの言葉を基準とするかによります。どれが正しいかというところに踏みこむと、保守的な態度の人、新しいことを好む人、いろいろあって、その人の人生や世界に対する考え方が言葉の選択の上に出てきます。今から何千年も昔の楔(くさび)形文字を解読したところ、「このごろの若者の言葉づかいが悪くて困る」とあったそうです。言葉は人間の行為だから、保守的、革新的という相違があるのは当然です。 大野晋『日語練習帳』より 日語ブームの種火となった『日語練習帳』です。

    最近の若者は本当にいたか、とカントは言った、皆が本を書いている - 吹風日記
    summercontrail
    summercontrail 2006/10/15
    長文だが平易な書き方をされているので読みやすい/情報リテラシー,主体ではなく発言内容に着目を
  • 猫は魚が大好きだ、ネズミはチーズが大好きだ、パンダは笹が大好きだ - 吹風日記

    少し前、「ネズミはチーズをべない」という驚異的な研究結果がネットをかけめぐったのを憶えてらっしゃいますでしょうか? この情報元を追跡してみたところ、何ともうさん臭い世界が広がっていましたよ! 今日は、オレたちパンダなんじゃね?ということについて考えます。 十ぴきねこ 大きな魚!? ト、からだを乗り出すのに、にゃん作老人はうなずいて にゃん作 みんな、北の空をごらんな。大きな星がひとつ、きらきらきらきら、かがやいているじゃろ? にゃん作 あの星の下に、大きな湖があって、そこにはとほうもなく大きな魚がいるそうな。 十一ぴきのネコ (羨望のため息) にゃん作 そいつは刺身にしても、フライにしても、たたきにしても、煮ても焼いても、干しても、燻製(くんせい)にしても、三杯酢にしても、バタ焼きにしても、何にしてもいけるおいしい魚だそうな。 十一ぴきのネコ (さらに大きく深いため息) にゃん作 骨は細

    猫は魚が大好きだ、ネズミはチーズが大好きだ、パンダは笹が大好きだ - 吹風日記
  • 1