公判終了直前、「どのような罰をもってしても許されない」などと述べた田中被告。だが、初公判から一貫して自責の念や謝罪の言葉、更生の意思を述べてはいるものの、その言葉とは裏腹に自身がAさんに及んだ一部の行為については否認を続けている。実際に、検察側が田中被告に「懲役1年6カ月」を求刑したのに対し、弁護人は「罰金刑が相当」と“極めて軽い”罰を主張した。 果たして、田中被告は“罰金”さえ払えば自身の犯した罪は許されると考えているのだろうか。その態度からは本当に反省しているのかうかがい知ることはできない。人気作曲家の“罪と罰”――。当事者であるAさんに改めて心情を聴いた。 「お金をあげるからしてくれない」「僕のをシコシコして」 事件が起きた8月20日。その日はあいにくの雨だったが、Aさんは友人と花火大会を楽しむために神宮外苑を訪れていた。Aさんが振り返る。 「この日は、帰りが夜遅くなることを許しても
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