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2013年10月9日のブックマーク (1件)

  • あの時、僕らは幸福だった。~映画『ムード・インディゴ~うたかたの日々』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ムード・インディゴ〜うたかたの日々 (監督:ミシェル・ゴンドリー 2013年フランス映画) I. 自分がボリス・ヴィアンを耽読していたのは10代後半から20代にかけてだろうか。最初に読んだのは『赤い草』だったが、これが衝撃的だったのだ。その後、読破こそできなかったが、ハヤカワの全集を買い求め、幾つかの長編と短編を、時に驚嘆しながら、時に首を傾げながら読んでいた(時々ワケがわからなかったのだ)。その中で読んだ『うたかたの日々』は、「20世紀で最も悲痛な恋愛小説」という評価とは裏腹に、異様なほどの狂騒とアイロニーに満ちた作品だったと記憶している。 今回ミシェル・ゴンドリーにより映画化された『ムード・インディゴ〜うたかたの日々』の原作『うたかたの日々(「日々の泡」というタイトルの訳もあり)』は、ロマンチックなファンタジーであると同時に、アバンギャルドでアナーキーな描写がふんだんに盛りこまれ、

    あの時、僕らは幸福だった。~映画『ムード・インディゴ~うたかたの日々』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    sumoa
    sumoa 2013/10/09